職員だけでなく、組合員の気づきから検討された活動や仕組みは、職員とともに、活動や運営に参加した組合員も含めて検討され、できることから現場で実行(*2)に移されている。そして、その結果を振り返り、新たな戦略や仕組みづくりが行われている。この結果、競合他社とは異なるコンセプトの店舗設計、品揃え、サービスの提供などが行われている。
*1)「組合員の満足と地域社会のため、『食と福祉と助け合い』の事業と活動のネットワークによるシナジー効果を発揮し、健康長寿で安全・安心な福井づくりに、
組合員と職員の協同の力で高い志をもって挑戦し続ける」こと
*2)例えば高齢者介護や子育て支援といった地域社会のニーズを抽出・把握し、まずボランティアとして活動を始め、ボランティア活動段階から徐々に組合員を巻き込みながら、その後の事業化の検討(例:くらしの助け合いの会)や事業化(例:NPOと協働での子育て支援施設)が行なわれ、地域の生活水準向上に繋がっている
|